セミナー 人工透析の中止問題を考える -福生病院の事例を軸に-


NPO法人 福祉フォーラム・ジャパン


セミナー 人工透析の中止問題を考える  -福生病院の事例を軸に-


公立「福生病院」で、腎臓病の人工透析を中止した女性患者が死に至った事例は大きな波紋を広げた。
本人の意思による中止か、揺れ動く意思に病院側は対応したのか、終末期とは言えない容体ではなかったか。
同院では同意書のないまま非導入や中止で亡くなった方も多い。
逆に安易な人工透析の導入例もあるのではないか。

医療提供側の臨床倫理の理解と徹底の在り方、国民の死生観や基本的人権とのかかわりをどう考えるのか。
我が国の人工透析は機器や技術の質の高さが国際的にも評価される一方、その長期にわたる比較的高額な医療費に対する批判は未だ止まない。
そうした費用の観点から本事案について予断をもって評価する陥穽にはまっていないか。

少子高齢社会の本格的進行の中で、高齢者や障害者、難病を抱える患者の意思と尊厳をいかに守るか、チーム医療やガイドラインでどう支えるか、家族等を含めて「人生会議」の愛称をつけた「ACP」(アドバンス・ケア・プランニング)をいかに実効あるものとして普及させるか。課題は山積している。
専門家、有識者によるセミナーを開催し、参加者と共に考えたい。



パネリスト:
 宮本 太郎 氏 中央大学法学部 教授
 三浦 靖彦 氏 東京慈恵会医科大学附属柏病院 診療部長・准教授
 箕岡 真子 氏 日本臨床倫理学会 理事

コーディネーター:
 宮武 剛  氏   日本リハビリテーション学舎 理事長

<日時> 2019年 7月25日(木) 18:30 ~ 20:30
<会場> 東京都千代田区内幸町 2-2-1
     プレスセンタービル 9F 日本記者クラブ
<交通>
 ・千代田線・日比谷線「霞ヶ関駅」C-4 出口より徒歩 3 分
 ・丸の内線「霞ヶ関駅」B-2 出口より徒歩 6 分
 ・都営三田線「内幸町駅」A-7 出口より徒歩 2 分
 ・JR「新橋駅」日比谷口(SL広場側)より徒歩10 分
   地図・交通情報

<定員>  50名(先着)
<参加費> 当フォーラム会員…1,000円  一般…2,000円
       ※ 参加費は、当日受付で承ります。
       ※ 当日のご入会も承ります。(入会金2,000円 年会費3,000円)
         当日ご入会の場合、参加費は会員料金になります。


<参加お申込み方法>
 下リンクの<参加お申込書>にご記入の上FAX、または必要事項をメールでお送りください。
 送信先: (E-mail)ffjinfo@ff-japan.org  / (FAX) 03-5388-7210

 開催のご案内・参加お申込書   【PDF版】




  <主催・お問い合わせ先>
       特定非営利活動法人 福祉フォーラム・ジャパン
       東京都渋谷区代々木4-30-3 新宿ミッドウエストビル
                 (日本アビリティーズ協会内)
       電 話 : 03-5388-7260     FAX : 03-5388-7210
       E-mail : ffjinfo@ff-japan.org  HP : http://www.ff-japan.org/