会長のご紹介


会長のご紹介

2018年 6月 9日

6月9日の福祉フォーラム・ジャパン第9回総会において、渡邉 芳樹が会長に就任いたしました。
渡邉会長のプロフィールをご紹介いたします。


渡邉 芳樹

●プロフィール

1953年北海道岩見沢市生まれ。地元高校を経て1971年東京大学入学、卒業後1975年に旧厚生省に入省。

主な職歴は、大臣官房総務課を皮切りに、戦没者遺族等援護、廃棄物・水道、法令審査担当総括を経て、1981年から老人保健制度の制定に参画、1984年から3年間在スウェーデン日本国大使館の書記官として配偶者と3人の子供と一緒にスウェーデン暮らし。
帰国後は国会担当室長、政策総括補佐、広報室長等を経て、1993年には保険課長、以降医療保険を中心に様々な課長や介護保険の制度企画の事務局次長や内閣官房審議官を歴任。
その後、家庭福祉、国民健康保険担当課長を務め、2002年には保険局総務課長として「三方一両損改革」と言われた健康保険法等の改正を担当し、児童福祉担当次いで年金担当の大臣官房審議官の後、連続5年間と極めて異例の長さで年金局長を務める。2004年及び2009年の年金制度改革等を実現。
その後社会保険庁長官に就任。最後の社会保険庁長官として人員や施設の整理を進めて当時様々な不祥事の処理や課題に溢れていた同庁を廃止。
企画監督部門と事業実施部門を再編成して今日の年金局と日本年金機構の体制を確立。
2010~2013年の3年余りは配偶者同伴で駐スウェーデン日本国特命全権大使を務める。

以上、医療保険関係約11年、年金関係約7年に次いで、長い勤務歴なのは合計6年以上にわたる福祉国家スウェーデン勤務。
現在は、日本生命保険顧問、日本赤十字社常任理事、日本赤十字看護大学客員教授、(社福)愛成会アール・ブリュット担当顧問、糸賀一雄記念財団理事その他多数を務める。